山形県空手道連盟の代表者がごあいさつ申し上げます。
山形県空手道連盟 会長 安達 剛
この度、工藤清前会長の後任として第7代会長に就任させて頂くことになりました。
山形県空手道連盟は今日まで57年間、空手道の普及、発展を図る活動を続けてまいりました。そして多くの指導者・選手を育成し、東北大会の優勝はもちろんのこと全国大会・世界大会に於いても優勝者・入賞者を数多く輩出してきました。しかし、ここ数年は著しい成織はありません。本連盟としては引き続き
①優秀な指導者、監督、選手の育成
②全空連公認段、全空連公認 審判員、公認スポーツ指導者の新規収得推進
③中学校武道必修正課、中学校体育連盟加盟促進等
という3点について重点的に取り組む事が課題であります。これからも加盟団体の皆様、県内各地区連盟(村山・庄内・最北・置腸)と本連盟事業本部(普及指導・審判・資格審査・大会運営・強化・高体連の各委員会)が協力して、時代の変化に対応した青少年の育成と少子高齢化に向けて取り組んでいく所存です。
空手道の稽古を続けることは、技の習得とともに、礼儀と感謝そして豊な人間性を身につけていくことと受けとめています。何を始めても楽しさとともに苦しいことはつきものです。いろいろなことを乗り越えて、継続してこそ新しい世界が開け、喜びも自信もわいてくるものです。積み重ねた努力が一挙に表れることもありますが、練習の成果はすぐに表れるものではありません。絶え間ない努力によって表れるものです。空手道は生涯継続できるスポーツです。
新型コロナ感染の収まらない中ですが、政府は今年5月8日から新型コロナウィルス感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることに正式決定しました。本連盟主催の各種大会・各種講習会については、今後示される政府の発表を待って、その時々の状況を踏まえながら開催していきます。
今後とも、山形県空手道連盟の発展の為に会員皆様から御協力を頂きながら、運営に取り組む所存です。宜しくお願い申し上げます。
2023年(令和5年)2月
山形県空手道連盟 理事長 遠 藤 隆 夫
今年度より、山形県空手道連盟は規約改正に伴い、新体制で事業を遂行してまいります。その中で理事長という業務執行理事の大役を仰せつかり、身が引き締まる思いであります。
昨年は、県連盟の主要事業である山形県空手道選手権大会や山形県ジュニア空手道選手権大会等の各種大会や、各講習会等様々な事業を計画しておりましたが、新型コロナウイルスの発生と拡大により残念ながらほとんどの事業を中止せざるを得ませんでした。
本来であれば、空手道は昨年8月のオリンピック参加により、空手界の盛り上がりを見ることが出来たわけですが、本年という形になりました。
県連盟加盟団体においてもコロナ禍にある現在、コロナ化以前と同じ運営は難しい状況にありますが、その時々の状況を踏まえ、感染防止に細心の注意を払いながら活動を継続して頂きたいと思います。また、県連主催の各種大会や各種講習会等につきましては、準備を推し進めて行きながら、その時々の状況を見て開催の判断をしていきたいと思っています。
さて、地方が直面している課題は、何といっても超少子高齢化の波です。この波は恐ろしい勢いで打ち寄せると同時に、間違いなく競技人口の減少を進めて行きます。これに歯止めをかけて、競技人口を維持していく事が喫緊の課題であり我々の責務と思っております。
冒頭申し上げました通り、今年度から新体制でもってスタート致しました。今後は、山形県空手道連盟としての社会的地位の確立や、社会的貢献を進め、ガバナンスコードを遵守し、会員の皆様方からご協力を頂きながら、連盟の運営を推し進めてまいりたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。